認知症、知的障害、精神障害などの理由で、ひとりで決めることが心配な方々は、財産管理(不動産や預貯金などの管理、遺産分割協議などの相続手続など)や身上保護(介護・福祉サービスの利用契約や施設入所・入院の契約締結、履行状況の確認など)などの法律行為をひとりで行うのがむずかしい場合があります。
また、自分に不利益な契約であることがよくわからないままに契約を結んでしまい、悪質商法の被害にあうおそれもあります。
このような、ひとりで決めることに不安のある方々を法的に保護し、ご本人の意思を尊重した支援(意思決定支援)を行い、共に考え、地域全体で明るい未来を築いていく。それが成年後見制度です。
電話や窓口で成年後見制度に関する相談をお受けします。成年後見制度を利用するための手続きや申立てに関するアドバイス、親族の後見人を引き受けている方などの後見活動の相談に応じます。
成年後見制度をより多くの方に知っていただくために講演会等を行います。また、広報誌やホームページ等により必要な情報を発信します。
後見業務の新たな担い手である市民後見人候補者の養成およびスキルアップを図るための講座を開催します。
終了いたしました。次回は令和7年度の開催を予定しています。
他に適切な後見人等を得られない方で家庭裁判所の審判があった場合に、太田市社会福祉協議会が法人として成年後見人等を受任し、支援をします。
認知症高齢者、知的障がい者、精神障がい者など判断能力の十分でない方が、安心して地域で自立した生活が送れるよう福祉サービスを利用するお手伝いや日常的な金銭管理のお手伝いをします。
おおた成年後見支援センター(電話:0276-46-6209)
厚生労働省「成年後見制度利用促進のご案内」